技術とサービス 光硬化工法 phpto-curing method

紫外線を照射することで硬化する更生管を用いて、
下水道や農業用水、工業用排水等の老朽化した様々な管路を非開削で再生します。
確実にスピーディに更生することが可能です。

シームレスシステム工法

シームレスシステム工法は既設管きょの本管・取付管・取付管接合部をそれぞれ更生することにより、本管と取付管の強固な一体化更生が可能です。
また、更生管は 光(紫外線)照射することで確実に硬化する光硬化性樹脂を使用。新管同等の性能を有します。

シームレスシステム工法の特徴

不良箇所から浸入水があっても施工可能

メインライナーとラテラルライナーは、内外装を特殊なフィルムで包んでいるため、たとえ浸入水があっても影響なく施工できます。

CO2大幅削減に貢献

シームレスシステム工法は熱硬化工法と比べて、CO2排出量を約7割削減します。

施工設備がコンパクト

光硬化システムを使用しているため施工設備がコンパクトであり、施工もきわめて簡単で作業時間も短縮できます。

スピーディ施工で工期短縮

シームレスシステム工法は熱硬化工法と比べて、ライナー材料の硬化時間が短く、作業時間も短縮できます。

現場条件に合わせて自由な仕様

メインライナーの厚さは種々の現場条件(自立管仕様等)に対応できます。またラテラル、ユナイトのライナー材も現場条件に合わせた厚みの選択ができます。

更生材料のライフが長い

更生材料のライフが約3ヶ月と長く、長期保管にも適しています。

硬化後の収縮が極めて少ない

メインライナーは、硬化後の収縮が極めて少ないため、硬化直後に本管口の切断や取付管口の削孔を行っても、全く支障がありません。

シームレスシステム工法の適用範囲

適用管種ヒューム管、陶管、鋼管、鋳鉄管等
適用管径 – 本管φ200mm~φ600mm
適用管径 – 取付管φ100mm~φ200mm

シームレスシステム工法は、(財)下水道新技術推進機構の建設技術審査証明を受けています。

インパイプ工法

インパイプ工法は、耐酸性ガラス繊維を補強材としたソフトスリーブを、空気圧によって老朽化した下水道本管に反転挿入します。その後、紫外線照射により樹脂を硬化させ、既設管きょを非開削でスピーディに更生します。

インパイプ工法の特徴

優れた耐薬品性と耐久性

更生材料は高強度で耐食性も兼ね備えた耐酸性ガラス繊維を補強材として使用しており、優れた耐薬品性と耐久性を有します。

不良箇所から浸入水があっても施工可能

更生材料の内外層を特殊フィルムで包んでいるため、たとえ浸入水があっても施工できます。

施工中の臭気を脱臭装置で除去

更生中に発生する臭気は、特殊フィルターを装着した脱臭装置により強制的に除去します。

現場条件に合わせて更生材料を選択

現場条件に合わせて自立管タイプ、二層構造管タイプを選択できます。

新設管同様の流下能力

粗度係数測定試験により、マニングの平均流速公式を用いて粗度係数を算定し、硬質塩化ビニル管同等(n=0.010)の水理性能を確認しています。

新施工設備はコンパクト

光硬化システムを使用しているため、施工設備がコンパクトであり、施工もきわめて簡単で作業時間も短縮できます。

耐震性に優れている

更生管はレベル2の地震動に対しても流下機能を確保できるだけの耐震性を有します。

安定した品質の供給

ソフトスリープは厳重な品質管理の元で工場生産しているので、常に高品質な材料を供給できます。

インパイプ工法の適用範囲

適用管種ヒューム管、陶管、鋼管、鋳鉄管等
適用管径 – 本管φ200mm~φ400mm

インパイプ工法は、(財)下水道新技術推進機構の建設技術審査証明を受けています。

更生材料の製造工場であるINPIPE SWEDEN社は、ISO9001の認証を受けています。

シームレスシステム工法、インパイプ工法の詳細資料は、
「光硬化工法協会」のホームページからダウンロードしてご覧ください。
http://www.lcr.gr.jp/